2011年 05月 19日
大震災山田町災害ボランティア 私の活動編その2
午後は、外でクリアケースや家具などの水洗い
この日は、土曜日でした。地元からも個人のボランティアの方が来ていて、私は宮古から
来ている男性と、関西から来ている女の子とチームを組んでおうちに行きました。
最初は、水洗いだとばかり思っていたのですが、壁の取り壊しもすることになりました。
マスクがちょっと弱かったんですよね。私はオールめがねだったので、ゴーグルしません
でしたが、この日は裸眼は危険かも。石膏ボード破った後の断熱材はずしがなかなか
粉塵がすごいんです。だからマスクも防塵用が必要。
石膏ボード兼壁をハンマーでがんがん破ります。最初はなくて、ドライバーで穴を開けて
こわしていきました。はずすと断熱材。
結構な力仕事で、女性がやるにはなかなか大変でした。あれは男の仕事だなあ。
もう1人くらい男の人がいても良かったかなと思います。なんとかやれましたけど。
なんか、家ってたくさんのいろんな化学物質で囲まれてるんですね。と実感しました。
私たちは知らずにポリバケツの中で暮らしてるようなものんですよ、というサイトも
見たことがありますが、そう思うと、もう少し環境のことを考えた家ができていって
ほしいなあと思うのです。
午後は、残り1時間弱くらいは、クリアケース洗いをしてました。
このお宅は、裏がすぐ山になっていて、津波の時はすぐに山に逃げたそうです。
山の道には近くの家の小屋が流されたりして、もっともっと大変な状況だったそう。
2ヶ月たつので、それは撤去してありました。
ここのおうちの奥さんご家族もとてもいい方達で時々お話しながら、作業してました。
基本的には、あまり質問はできないので、聞くことがほとんどです。ご自分から
当時の状況を話し始められれば聞くし、話さなければ自分からはもちろん聞けません。
別に聞くなと言われているわけではありませんが、その方がどういう状況なのか
まったくわからないので、もし悲しい体験をされてたらと思うと、聞けなかったですね。
次は、番外編 何を食べていたか編です。 それやったら寝ようかな。明日フラだし☆
by soulsleep129
| 2011-05-19 21:17
| 日本生活